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グローバル引きこもりの暇つぶし

大志を抱いてセブ島に来たが時間があるので、日々を考察する

20代で給料を上げるには、転職時に業種と業界を変えることを考えた方がいい

同じ雇われサラリーマンなのに業界や職種によってお給料が全く違い、不思議に思ったことはありませんか?いわゆる大手企業の社員は、勤務している時間が中小企業の社員よりも圧倒的に少なくても、給料が高いことなんて良くあることです。属している企業だけではありませんよね。どうして、重労働で大変な介護士がスーツを来て涼しいクーラーのかかった会社でパソコンをいじっているだけのサラリーマンエンジニアよりも給料が低くなるのか気になりませんか?自分なりにこの一見不合理に見えることをいろいろ考察してみました。まず自分がもらっているお給料がなぜ今の額なのかを考えるには、業界×業種という2軸に分けて、個人個人が儲けている額を考えるとしっくりくるかと思います。
 
 
1.(業種)ソフトウェアエンジニアと介護士の市場価値を比較してみた
どこの層のエンジニアかにもよりますが、下記日経BP社の調査によるとエンジニアはだいたい平均年収500万円位だそうです。それに対して重労働の大手介護系企業に勤める介護士で年収が300万円程度です。実際にはもっと大きな差があるとは思いますが、この違いはどうして生まれてくるのでしょうか?
一言で言うと、職種における限界利益率によってもらえる給料が圧倒的に違ってきます。
 
 
例えばですが、何か新しいプロダクト(製品)開発を1人のエンジニアだけで行ったとします。プロダクト開発にかかる固定費はエンジニアリング、経営管理、家賃etcになります。仮に一人でつくったこのプロダクトが当たって規模を拡大していくことになりました。この場合、販売量の拡大にともなって固定費は分散されます。販売量が増えたとしても今まで通り一人で運用出来るため、規模拡大に伴ってコストはほとんど増えません。ビジネスを始めるのにも小コスト、拡大しても小コストでいけるエンジニアのお仕事に人気が集中するのは当たり前ですね。
 
 
その一方で介護士さんなどに代表されるサービス業は一人当たりが対応できる顧客の数は限定されます。雇う側の会社目線で見ると、規模を拡大することになった場合、介護士を多く雇って介護施設を増やす必要がありどうしても会社の利益率は低くなってしまうことになります。いくら顧客対応が上手い介護士さんを多く集めることが出来たとしても、100万人の顧客に価値を提供することは不可能だと思います。
 
 
エンジニアと介護士を比べると一人当たりが生み出す経済価値が全く違ってくると思います。これが実際に給料に反映されてきます。
※介護士さんを否定しているわけではないです。あくまで例です。
 
 
 
 
2.(業界)1人あたりの営業利益トップ500社を分析する
最近東洋経済が一人当たりの営業利益ランキングを発表したんですがここで上位ランクされている業界は金融、IT、通信、コンサルなどのいわゆる必要コストに対して利回りが良い業界が独占しています。えてして一人当たり社員が生み出す利益が大きい会社の年収は日本の平均年収である400万円を大きく引き離していますね。一人当たりの利益が大きい企業のお給料は高くなることになります。

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「1人当たり営業利益」トップ500社ランキング http://toyokeizai.net/articles/-/64182?page=2
 
 
3.まとめ
 
今まで話をまとめると。。

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業界と業種にわけて考え、儲けている業界の儲けられる職種に自分を置いてしまえばお給料は高くなります。当たり前ですが、能力に左右されず身を置きさえすればお給料は高いまま。そして、そういうポジションこそ人、物、金、情報などの良質な資源が集中する傾向があります。どこに自分をプロットするかの参考にして頂ければなによりです
 
 
(参考記事)
[ITエンジニア7000人調査1]平均年収は468万円、管理層の年収減が顕著
 
◆キャリアガーデン
介護福祉士の給料・年収

自分の市場価値をわかってない人が多くてびっくりした件

ここ3ヶ月ほどwebマーケティングやweb製作系の企業を回っているのですが、その時に働いている人たちの話を聞いていると本当に自分の価値わかってないなーと実感することが多くて衝撃を受けた。
 
小さなwebマーケティング会社で働くAさんは毎日9:00-22:00まで働いて土日もよく働くことが多いそうです。家族との時間も取れないし、転職活動中とのことだったので色々と相談に乗ってました。
 
●まずはAさんのスペック
顔:中の中
年齢:32歳くらい
年収:300万円
仕事内容:部下を4人くらい持って広告運用をひたすらやる人
人間性:害なし
 
 
世の中の平均くらいの給料をもらいないながらブラック企業でしこしこ働く彼。
話を聞いているとどうやらtheブラック企業で今は働いているらしく残業代もつかないのに仕事が終わらず、仕事に追われる日々から脱却したいとのことで転職活動を始めたという。
 
 
 
もう少し現状の仕事内容を聞くとAさん一人でプレイヤーとして月に300万ほどは広告運用者として粗利を稼いでいて、さらに4人の部下を持っている。会社に月あたりどれくらい貢献しているのかわかっているのかな。部下も1名あたり月300万程プレイヤーとして稼ぐらしいので、部下1名あたりに対しての貢献度を50万として見積もった場合、200万Aさん個人のパフォーマンスとして上乗せていいと思うので月500万ほど稼いでるってことになる。年間でいうと粗利で6,000万円会社に貢献しているということ。会社からすれば広告運用以外に営業コストや、オフィス代金など諸々かかってくるのは分かるけれどもそれでもやっぱり彼のいまの給料は安いと思う。彼もそれを実感しているからこそ転職活動に踏み切ったのだろうが、さらに驚いたのがそんな彼が求める転職先企業への希望
 
・年収500万
・土日が休み
・安定している
 
彼自身のスキルと彼が転職先に求める条件がずれてる。自分のことを過小評価しすぎじゃないかと。
いま彼が働いている企業からすればAさんはすごく割安な存在で儲ける柱になっているんだろうからヒーロー的な存在だと推測される
 
Aさんはもっと自分の価格と価値を意識した方がいいと思う。
Aさんを金融商品と見立てた時には確実に割安。
200円の価値があるものになぜか100円の価格がついている状態。
 
Aさん自身も自分の価値がわかっていないので、自分が200円なのに120円でいいですよ!って言っている状態だし。
もう少し自分のことを考えたらいいのになという話を永遠としていました。
 
 
 
確実にAさんは割安だけど、もしかすると他のweb広告運用系の企業も同じく安い給料で働いているかもしれない。
そうなるとこれはAさんの会社の問題ではなくて業界の問題になる。
 
 
Aさんの価値が市場の中でどれくらいあるのかという一つの指標としては、
 
 
Aさんの市場価値=Aさんが稼ぐ粗利/給料
 
 
この値が1以下だったら会社としては赤字なので早くクビにしたいと思うし、10だったら払っている給料の10倍稼いでいるのでめちゃくちゃ仕事ができている可能性が高いということになる。ただし、業界や職種、ポジションによってこの数字は大きく変わるので競合他社で同じような仕事をしている人と比べることが大事。
 
 
ざっくりと調べたところやはりAさんは業界水準も稼げていない。せめて600-800万ゾーンには持っていかないと。どの業界でも一人当たり粗利の10%は払っていると思うんだよな。